Yokohama.pm #9 で話したこと

 先日、約1年ぶりに開催された Yokohama.pm に参加してきました。

Yokohama.pm #9 を開催します - Yokohama Perl Mongers

 運営の皆様、懇親会で話をさせていただいた方々に感謝を。

話したかったこと

 今回、思うところあって久しぶりに Perl6 の話をさせていただきました。思うところというのは、簡単に言えば『先日の YAPC での Larry Wallトーク、どれくらいの人が内容を理解できたんだろう』ということです。トークの内容は Perl5 で書かれた strand sort のコードを Perl6 のコードに変えていくというもの。当然、説明は英語で行われ、英語の聞き取りが満足にできない僕なんかは、プロジェクタに表示されるコードは読めるけど何を言っているのか半分もわからない体たらくでした。

『興味はあるけど、英語がわからない』という方はそれなりにいると思います。その内容がおそらく多くの人にとって馴染みのないであろう Perl6 であれば、せっかくのトークを十分に楽しめなかった人もいるんじゃないかな、と僕は考えました。そういう人たちも、日本語での解説があれば楽しめるはず。僕自身、英語は苦手とするところですが、幸いにも YAPC でのトークは、 Youtube に動画が上がっているので、それを何度も見返しました。

Larry Wall - What Does Your Code Smell Like? - YouTube

話したこと

 当日、 Mini DVI-VGAアダプタを忘れてしまって、「誰にも借りれなかったらどうしよう」と考えた末、 Windows を入れたノートブックも持っていくことにしました。アダプタがなかったら、「こんなこともあろうかと」と言ってドヤ顔でそちらを使う予定でしたが、実際に行ってみると、さも当然のようにアダプタが2つ置いてあって「さすがや……! わいの仕込みはいらんかったんや!」と唸る結果に。

 また、トークの方は長びいてしまって運営の方々に迷惑をかけてしまいました。申し訳ないです。あと、最後 MacBook のバッテリが足りなくなってしまい、予期しない形で kan さんメソッドの力を借りてしまいました。

 kan さんメソッドのおかげで、笑いがとれて良かった!(結果オーライ)

 以下が当日使用したスライドです。

"What Does Your Code Smell Like?"で学ぶPerl6

伝えたかったこと

 懇親会に向かう途中に [twitter:@yusukebe] さんとも話したことですが、今回のトークは Perl6 のユーザを増やそう、という意図でのものではありません。今 Perl6 にかかわっている人たちがいて、それは Perl5 ユーザにとっても全くの無関係ではないんですよ、ということを知ってもらいたかったのです。

 伝わったかどうかはわかりませんが、僕のトークを時間の無駄と思わず聞いてくれた人がいたなら嬉しい限りです。