Gitと向き合って

 1年ぶりに関西Debian勉強会に参加してきました。普段は大阪で行われることが多い関西Debian勉強会ですが、今回は場所が京都の南の方(正直ちょっと田舎なところ)だったためか、参加者が少なかったようです。

 勉強会の内容は分散型バージョン管理システムGitについて。講師はDebian JP Projectの岩松氏。岩松氏でGitと言えば、Software Design 2008年4月号|技術評論社を思い出します。最初にGitのオブジェクトについて説明していただき、その後何人かのGitユーザの例をもとに、Gitの使い方について議論しました。

 自分なりにGitの使い方をまとめてみて、勉強会の場で発表しましたが、まとめてみてわかったのは、自分の使い方ならば分散型である意味がほとんどない、ということ。また、自分が使っているGitコマンド群は上位コマンドばかりであり、下位コマンドを全く利用していないということもわかりました。岩松氏からは、使い方の無駄な部分や、問題を起こしやすい部分を指摘していただきました。

 今回の勉強会で学んだのは、Gitのことよくわからずに使っているということです。Gitに対する理解が浅いため、Gitを使いこなせていないことが浮き彫りになりました。

 自分としては、この機会を活かしてGitをしっかりと理解しておきたいので、再勉強のチャンスだと思って一からGitを学び直すことにします。