2007年のまとめ

 もうすぐ2007年が終わります。過去のことはすぐに忘れる傾向にあるのですが、自分の人生の中で今年がどういう位置づけだったのかを後から評価できるように、印象に残った事柄などを少しだけ記しておきます。

進まない研究

 現在進行形であるため、すぐに思い浮かんでしまう事柄です。ここまで遅々として進んでいない原因は、基礎部分の学習不足でしょう。子供の頃から基礎を疎かにして応用を使いこなす傾向にあった自分としては、全然成長していないと言わざるを得ません。反省するとともに、来年以降への課題とします。

フリーな立場

 一昨年まで色々やっていたせいか、主に大学では初対面の人にもフィルタをかけて見られているようです。自分の知らない人が「ああ、その人知ってる」という場面が友人たちに何度かあったようですが、今年の4月以降は比較的フィルタが薄くなってきたようで、普通の人に近づけたようで気が楽でした。来年も目立たぬようおとなしく生きていきたいものです。

6年の最後

 今の環境を始めてもうすぐ6年になります。この間、色々とやりましたが、自分の中でもずっと試行錯誤していた問題の一つが、最近になってようやく一つの解に辿り着けそうです。ちょうど6年、今の環境で色々と試して、次の環境に移行する前に一応の決着が見れそうで安心しました。自分が少しずつですが、確かに成長している感覚を実感できています。

お気に入りの本

 今年、特に気に入った本は2冊あります。



最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと

最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」は、ちょうどこの手の問題に悩まされていた頃に本屋で見かけた一冊です。その場で購入し、じっくり読ませていただきました。この本のおかげで自分の進むべき方向を見失わずにすみました。今年の自分を助けた本です。

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)

数学ガール (数学ガールシリーズ 1)」は、5年前から愛してやまなかった作品です。当初、Webで公開されていたこの作品は、更新される度に喜ぶほど自分にとって価値のあるものでしたが、書籍化が決定してからは周囲に薦めやすくなり、この楽しさを理解してくれる仲間ができました。何よりもオイラー生誕300年という節目の年に出版できたことが素晴らしいと思います。

 これと同様に、Webで読んで注目していた作品が書籍化したものとして、昨年発売された「鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール」もお気に入りです。

変化への準備

 こうやって一年を振り返ってみると、どうにも停滞していたように見えますが、自分にとっては様々な面で躍進できたと思います。ただ、見た目の変化がほとんどないため、それを認識することが難しいだけで、来年になればこの変化が目に見えるようになるでしょう。

 まだ今年は終わっていませんが、来年が楽しみでなりません。良い一年になることが既にわかっているからでしょう。